海外移住の英語学習①【3つの重点領域とシャドーイング英語学習法】


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海外移住に英語力がMUSTというのは皆さんご存じのことと思います。

基本的な文法やリーディングは学生の頃からやってきたし、これから英語の何をどう上達させればいいのでしょうか?TOIECのスコアアップでいいのでしょうか?

海外移住には日常英会話力IELTSスコアプレゼン・メール力の3つを伸ばすことが必要です。

本記事では海外移住に必要な重点英語分野とその上達に共通する勉強方法説明します。

それはネイティブを真似ること、学習方法はシャドーイングです。私が実際にやった勉強方法です。

ぜひ最後まで読んで下さい。

簡単に自己紹介させてください。

ハンドルネーム「ノーベル君」と申します。私は日本がバブル経済と呼ばれた1990年代前半、大手電機メーカーに新卒で入社しました。

会社への愛が100%のジャパニーズ・ サラリーマンでしたが、30代後半に日本社会とサラリーマン人生で直面する不自由で画一的な価値観の押し付けに毎日ストレス満タン。

自分の人生を変えようと、海外移住を決意しました。47歳でオーストラリア移住ビザを取得して、シドニーに家族3人で移住しました。仕事はオーストラリア現地企業でマーケティング担当をやっています。

私は、多くの日本人サラリーマンが目指す「出世」は叶いませんでしたが、海外移住して毎日ストレス・フリーをモットー生活しています。

海外移住の英語学習【3つの重点領域とシャドーイング英語学習法】

記事目次

1.海外移住に向け伸ばすべき英語領域は日常英会話、IELTSスコア、プレゼン・メール力の3つとその理由
2.シャドーイング英語学習でネイティブを真似るシャドーイングでネイティブを真似
3. 余談。「中田敦彦のYouTube大学」

1.海外移住に向け伸ばすべき英語領域は日常英会話、IELTSスコア、プレゼン・メール力の3つ

皆さんは10代から英語を学校で勉強し、受験勉強でたくさん単語を覚えましたよね。文法もS+V, S+V+C, S+V+O+Cなどの基本構成(覚えてる?)や副詞、前置詞、現在・現在完了形、過去・過去完了までやってすでに英語を使える基礎は出来ています。また海外留学や親の転勤で子供の時に海外に住んだ経験もあるかも知れません。

海外移住で更に皆さんが伸ばすべきエリアは「日常英会話」、ビザ取得のための「IELTSスコア」、仕事で必須の「プレゼン・メール力」の3つです。

1-1.日常英会話

日常英会話、つまり英語コミュニケーション力は海外移住で生活、仕事において基礎の基礎になるところなので、出来るだけ上達するに越したことはありません。

日常英会話力を伸ばすことは普段自分が生活していて起きること、見たこと、聞いたこと、思うこと、伝えたいことを英語で口にすることです。もう一つは簡単な単語を使ったフレーズ(言い回し)を覚えて使うです。American EnglishやBritish Englishのアクセントやイントネーションで早口でしゃべるれることは必要ないです。多少間違ってようが気にせず、頭に浮かんだことをどんどん続けて英語で口にすることです。後で説明するシャドーイングで間違いなく上達します。

1-2.IELTSスコア

日本国内の就職や社内評価はTOEICで勉強している方も多いのではないでしょうか?しかし海外移住に必要な英語スコアはIELTS(アイエルツ)です

(ブロガー的に言えば)【悲報です】海外移住にTOEICスコアは関係ありません!!

英語力のベースがある方はIELTSの中(チュー)の上(ジョー)スコア5.0-6.0位ははそれほど苦労なく取れます。でもTOEICとは試験形式が違うので、1冊で結構なのできっちりと参考書(過去問付き)をやってください。

あとTOEICとの大きな違いはReading, Listeningに加え、WritingとSpeakingがあることです。

Speakingはシャドーイングで必ず上達します。

IELTSは旧イギリス領で普及しはじめ、今では世界標準の英語力試験です。オーストラリア、ニュージーランド、カナダではIELTSスコアが移民申請に必須です。ただしアメリカではIELTSと同等にTOEFLも重視されます。海外移住先に合わせて調べてください。

別記事の「【IELTS試験対策】コロナの今こそやるべき海外移住の備え②」にIELTSについて解説していますのでぜひ合わせて読んで下さい。

1-3.プレゼン・メール力

プレゼン能力、eメールスキル向上の必要性は海外で就職面接する場面、仕事で自分の言いたいこと、説明したいことを正しく伝えるためです。

日本式のお作法、構成に英語を乗せたプレゼンやメールでは伝えたいことが間違って伝わったり、「結局何が言いたいの?」ということになってしまします。

プレゼン力もシャドーイングで上達します。

2.シャドーイング英語学習でネイティブを真似る

皆さんはすでに基礎の英文法はわかっています、単語も会話で使うものは知っています。じゃ、あとは何か?それはどういった場面でどう文法と単語を組み合わせるか、わざと文法を崩すか、フレーズ(決まり文句)はどういうときに使うか?などを体験するしかないと思います。

どうやって体験するか?

ネイティブを真似してください。

どうやって真似するか?リスニング教材? 英会話学校?

パソコンやiPadの前でシャドーイングです。

シャドーイングは海外移住に向け伸ばす3領域の日常英会話、IELTSスコア、プレゼン・メール力に役立つ共通の学習法です。

2-1.シャドーイングとは?

シャドーイング(shadowing)とは、音源の後1~2語遅れて、影(shadow)の様に音源通りに声に出して追っかけていく練習です。例えばHalloとドラマで俳優が言ったらそのすぐ後追いかけてあなたがHalloと言うのです。

言葉で説明するよりも映像が一番簡単なのでちょっとご覧ください。これが実際のシャドーイングです。音を出してご視聴ください↓

2分24秒のシャドーイング、率直な感想はどうですか? ちょーっと難しそう?

このヒラリーさんのスピーチは選挙演説なのでとてもゆっくりですが、字幕がなく、難しく感じたのではないでしょうか?

2-2.海外ドラマを使ってシャドーイングしよう!

皆さんがシャドーイング学習始めるのにおすすめはHuluやネットフリックスの会員になって自分が好きな海外テレビドラマでやることです

最初から決して高いシャドーイング教材を買わないでください。通訳になるためには専門教材を使いますが、皆さんは通訳目指してないですよね。

海外ドラマはアメリカ、イギリスのドラマどちらでも結構です。自分が好きなジャンル、俳優、シリーズでも何でもいいですが映画よりドラマのほうが言葉がゆっくりでわかりやすく、フレーズなどは全体で統一感がありいいと思います。

ただし医療や法律の専門用語がたくさん出てきくる作品は単語自体がわからないので不向きです。ジョークが多かったり20歳前後の若者向けのドラマ(例えばフレンズ)は早口なことが多いのでお勧めしません。ただ自分が興味を持つドラマというところが大事なので、いろいろ試してみてください。

ドラマは45分くらいと時間が短いのでいいです。もちろん音声は英語です。

余談ですが、私は以前↑24とX-FILEが大好きで、観まくりました。24で主演のジャックバウワーがテロリストと戦う中で口にする
・What’s the hell is going on?(いったい全体どうなってるんだー)
・Dam it(ちくしょう!)
・Put your gun on the floor(銃を床に置け!)
など決してきれいな英語ではありませんが、自分がジャックになったつもりで覚えました。当時はネット配信はなかったのでTSUTAYAでDVDをレンタルして1週間何度もシャドーイングしました。

LOSTとプリズンブレイクも好きで、シャドーイングに使いました。

2-3.まずはやってみましょう。

具体的なシャドーイングのやり方は別記事の「海外移住の英語学習②【シャドーイング方法とオススメ動画配信サービス】」に紹介していますが、最初はかなりしんどいです。

・耳と目では追っているが声が出ない
・声が出てもモゴモゴと言葉にならない

でも毎日コツコツやることで少しずつ声が出てきます。そして劇的に英語力が上達します。

2-4.【注意】海外ドラマのシャドーイングおすすめはHulu

海外ドラマのシャドーイングおすすめはHuluです。二番目はネットフリックス。

理由はHuluは英語字幕機能と音声スピードの変更ができるから1番。。

ネットフリックスは英語字幕機能はあるが、音声スピード変更がないので2番。

残念ですが、Amazonプライム・ビデオ、U-NEXTはそもそも英語字幕機能がないのでお勧めしません。

ネットフリックスは無料体験期間がありません。

Huluは2週間の無料体験があるのでまずはお試しでやってみてはどうでしょうか。☟

Hulu

3. 余談「中田敦彦のYouTube大学」

このシャドーイングですが、たまたまオリエンタルラジオの中田敦彦さんがやっている「中田敦彦のYouTube大学」で紹介されていました。英語を伸ばすベストはシャドーイングだと。中田敦彦さんはとてもがんばってますね。私もよくこのチャンネル見て勉強になってます。シャドーイングの効果、中田敦彦の言う通りです。 ぜひご覧ください。

こう偉そうに言ってる私も5年くらい海外ドラマ使ってのシャドーイングやっていませんでした。ちょっと今日SUITSでやってみようと思います。

今回のまとめ
1.海外移住に向け伸ばすべき英語領域は日常英会話、IELTSスコアプレゼン・メール力の3つ
2.シャドーイングでネイティブを真似る学習は一番英語が上達する学習法。
3.海外ドラマを使ってシャドーイング。シャドーイングに一番いいストリーミングサービスはhulu。残念ながらAmazon プライム・ビデオは英語字幕機能がないので×。
4.シャドーイングは中田敦彦のYouTube大学でもおすすめされていました。

海外ドラマを使ってのシャドーイングのやり方はこちらにまとめていますのでご覧ください。☞海外移住のための英語学習②【シャドーイングの方法】

Hulu

いかがでしたか?

今回の記事が皆さんの海外移住の参考に少しでもなれば嬉しいです。

これからも役立つ情報を紹介していきます。

ではまた。

※ぜひ本記事を皆さんのSNSでシェア、拡散いただき、たくさんの方に読んでもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。