こんにちは。
海外移住先として住んでみたい都市は人それぞれの価値観と優先順位で違ってきます。
あなたも文化、言葉、物価、社会システム、地理、家族、仕事などを総合的に考えてどこにしようか、思いめぐらせているのでないでしょうか?
また、住む場所には「ご縁」というのもありますよね。
他人が「海外移住するならあそこがいいんじゃない?」なんていう軽いアドバイスで移住先が決まっちゃうっていうのも実際にあると思います。
そんな軽いアドバイスにこの記事も仲間入りさせてください。
おすすめの海外移住先第二回目は「海外移住するならシドニーがいいんじゃない?」と題してあなたをハッピーにする、そして私が住んでいるオーストラリア・シドニーの魅力を紹介していきます。
良いことばかりでなく、悪いことも書いてみますので、最後まで読んで下さい。
簡単に自己紹介させてください。
ハンドルネーム「ノーベル君」と申します。私は日本がバブル経済と呼ばれた1990年代前半、大手電機メーカーに新卒で入社しました。会社への愛が100%のジャパニーズ・ サラリーマンでしたが、30代後半に日本社会とサラリーマン人生で直面する不自由で画一的な価値観の押し付けに毎日ストレス満タン。自分の人生を変えようと、海外移住を決意しました。47歳でオーストラリア移住ビザを取得して、シドニーに家族3人で移住しました。仕事はオーストラリア現地企業でマーケティング担当をやっています。私は、多くの日本人サラリーマンが目指す「出世」は叶いませんでしたが、海外移住して毎日ストレス・フリーをモットー生活しています。海外移住するならシドニーがいいんじゃない?【おススメの海外移住先】
記事目次
1.あなたにシドニーを海外移住先におすすめする理由
2.私がシドニーを海外移住先に決めた理由
3.シドニーってどんなところ?
4.シドニーの良くないところ
5.シドニー郊外の魅力【ブルーマウンテン】
6.シドニーをもっと知る書籍紹介
1.あなたにシドニーを海外移住先におすすめする理由

まずは以下のExpediaが作ったシドニー紹介動画をどうぞ観てください。
※ユーチューブの字幕設定で「字幕」を「オン」にして、一旦「英語字幕」を選びます。その後「英語翻訳」の下に出てくる「自動翻訳」→「日本語」を選択してください。
1-1.シドニーは気候がいい
後述のシドニーの気温紹介でも出てきますが、四季があり、かつ1年を通じて寒暖の差が大きくないのがシドニーのいいところ。
夏は35℃を超える日も数日ありますが、湿気がないので汗をかきません。シドニーでは夏に汗対策でハンカチを持ち歩く必要がないです。
冬は寒くても12~13℃くらいなので分厚い冬コートは必要ないです。
シドニーの最大の魅力は晴天率が高く、青く美しい空とパリッとした空気です。
1-2.シドニーは風光明媚で自然が豊か
シドニー湾と近郊にたくさんあるビーチは何度見ても飽きることはありません。
晴れた日、ハーバーブリッジやビーチ、ナショナルパークを散歩するだけで幸せな気分になります。
私がよく釣りに行くマンリー、そこにはシドニーで大人気のマンリービーチがあります。車がなくても対岸のシティーからフェリーで30分。以下動画を見てもらえば、どんな素敵なところかわかると思います。☟
どうでしたか?いいとこでしょう!!
1-3.シドニーは都会なので何でもそろっている
日本食レストラン、日本食料品店
シドニーには日本人の数も多く、またオーストラリアでの日本食ブームも相まって、日本食レストランや日本食料店が多くあります。
腕のいい日本人シェフがいらっしゃる高級和食屋さんから韓国や中国の方が経営する”なんちゃって”日本食レストラン、ラーメン屋さん、すし持ち帰りスタンドなど様々です。
聞いた話ではシドニーには500店程の大小Japanese Restaurantがあるそうです。

地元オージーが通い詰め、毎日行列で有名なラーメン屋さん「MANPUKU/万福」


戦後初の日本食材店「姉川商店」。創業は1966年

日本のお菓子や調味料もたくさん
食品のみならずダイソー、ユニクロ、無印良品もあるため、雑貨や衣類も揃えられます。
値段は日本と比べ1.5~2倍くらい高いですが、和食と高品質な日本の雑貨や衣類は本当に助かります。
ユニクロは日本で買うよりも高いですが、現地の衣類と比べればはるかに品質が良く、しかも3~5割安いんです。


シドニー国際空港
シドニー国際空港はオーストラリアで一番のハブ空港ですのでオーストラリア国内移動、海外へのアクセスがとても便利です。
フィジーやニューカレドニアなど日本からアクセスが難しいエリアへのフライトも多いです。日本への直行便はJAL、ANA、カンタスが毎日就航しています。
また現在シドニー第二空港が建設中で、完成するともっと世界とのアクセスは広がります。
2026年に完成と謳っていますが、新空港の土地取得に絡んで中国企業とオーストラリア政治家で収賄疑惑などが出ており、この先予定通り進むか少々不安です。
公共交通機関
シドニーは電車、バス、フェリーを使えば自家用車がなくても生活OKです。
車でしか行けないところもUber(ウーバー)で問題なくアクセスできます。
※Uberの夜間の利用は控えるべし。タクシーを使いましょう。
1-4.シドニーは仕事の求人が多い
働き世代にとってはこれが最大のシドニーの魅力です。
シドニーはオーストラリア最大の都市で多くの企業が存在します。オーストラリア進出の日本企業など外資系もシドニーが一番多く、あなたにとって一番仕事を探しやすい都市ではないでしょうか。
人材紹介や転職エージェントもたくさんあります。
1-5.シドニーは教育水準が高くいろいろな選択がある
シドニーがあるニューサウスウェールズ州の公立学校(小中高)の教育水準は高く、レベルが高い私立校も多くあります。また、スポーツや学芸にフォーカスした学校もあります。
日本人経営の保育園、日本人学校、日本語補習校もあり、日本人にとってシドニーは教育面で安心できる街です。
大学もシドニー大学、ニューサウスウェールズ大学、マッコリ―大学、ウェスタンシドニー大学等あります。
1-6.シドニーはマルチカルチュラルな都市
オーストラリアはイギリス連邦に属しイギリス型政治システムで、ビジネス商習慣はイギリスとアメリカから多くを取り入れられています。
実に西欧社会です。
さりとて、シドニーは移民の都市であり、ヨーロッパ、アジア、中東など異なる文化・習慣を互いに認め合い、共存するマルチカルチュラルな街です。
人種差別をすることは人間の最も卑屈で醜い振る舞いの一つであるとオーストラリア、そしてシドニーでは教育、実践されています。
1-7.シドニーには日本人コミュニティーがしっかりある
マルチカルチャーがシドニーの良さとか言っておきながら、日本人コミュニティーがあるかないかは海外移住では大事です。
何か困ったことや心配なことを日本語で気軽に相談できる環境はとても助かります。
シドニーには移住者、駐在員、学生、ワーキングホリデー入れて約3万5千人の日本人が住んでいます。
日本人の弁護士、会計士、お医者さんもいらっしゃいますので安心です。
シドニーには世代やお互いの立場を超えて自由にお付き合いできる日本人ネットワークが数多くあります。
日本人同士の付き合いというと「人間関係」が難しい、と想像するかもしれません。
シドニーの湿気のないカラッとした空気のように、シドニーでの日本人のお付き合いもかなりカラッとしています。
なぜでしょうか?シドニー在住の方でわかる方いたら教えて下さい。
2.私がシドニーを海外移住先に決めた理由

私は以前の会社で数カ国か海外駐在を経験しました。そのなかでもシドニーの暮らしやすさはピカイチでした。
治安/安全、医療、日本人コミュニティー、平等、子供の教育、天候が素晴らしいと感じました。
子供の教育については、日本をベースにした生き方ではなく、チャンスを求めて身軽に世界中どこでも活躍できる子供になって欲しいと思っていました。
そういう意味ではオーストラリア、そしてシドニーは子供の教育の場としてとても気に入りました。
私個人的には毎日見上げて元気にしてくれるシドニーの大きく青い空でした。
もちろん雨や曇りの空もありますが、晴れた日のシドニーの空はどこの国で見た空よりも大きいんです。

シドニーにはイギリスからの移住者も多くいます。「なんでイギリスからシドニーに来たの?」と聞くと結構な数の方が
- イギリスの目に見えない階層社会の呪縛から自由になりたかった
- シドニーの空(イギリスの空と真逆だそうです)
と答えますね。
3.シドニーってどんなところ?

オーストラリアで一番知名度のある都市と言えるシドニー。
世界で最も美しい都市のひとつであると言われるオーストラリア最大の都市で、また最古の都市でもあります。
ニューサウスウェールズ州(NSW)の州都で、人口約400万人、オーストラリア南東部の海沿いにある港湾都市です。
シドニーはオーストラリアの首都と誤解されがちですが、首都は“キャンベラ”で、シドニーではありません。首都ではありませんが、オーストラリア経済や文化の中心地で、また国際的な観光都市としても知られています。
2000年にはシドニーオリンピックが開催され、世界中の注目を集めました。
2019年版「世界で住みやすい都市ランキング」でシドニーは3位に入りました!
3-1.シドニーの歴史
シドニーはオーストラリアでイギリス人が最初に上陸した場所です。1770年に探検家のジェームズ・クックが発見し、植民地化しました。イギリス人による最初の入植は1788年から始まりました。シドニーという名前はシドニー卿というジェームス・クックの探検を金銭的に支えた貴族の名前です。
当時イギリスでは軽犯罪を収監する刑務所が大幅に不足しており、シドニーを犯罪者の流刑地として考えました。
流刑とシドニーを開拓する労働力として多くの囚人がイギリスから遠いシドニーへと送られました。
(イギリスからシドニーですよ。飛行機ありませんよ。船ですよ。)
軽犯罪でイギリスからシドニーへの流刑?どんなことしちゃったの?と思いきや、シドニーに島流しにあった囚人の罪状は「ロンドンでパンを数個盗んだ」なんていうものが多かったそうです。
パン盗んだことは悪いことですが、結果この美しいシドニーで余生を過ごせたんだから、ラッキーでしょう。
シドニーは植民地当初は人口は囚人が大部分でしたが、徐々にイギリスや他のヨーロッパからの移民が到着しました。1850年前後には銀行や警察、道路網も整備されから囚人の比率は数パーセントにまで低下しました。
1850年にはオーストラリア初の大学であるシドニー大学が創設されました。
1851年にシドニーがあるニューサウスウェールズ州で金が発見されゴールドラッシュが起こると、シドニーの人口は急激に増加し、急速に工業化が進みました。
しかし金がメルボルンでも発見されると、イギリス本国との間の大圏航路においてメルボルンのほうが好位置であったことにより、メルボルンが次第に成長の速度を速め、19世紀後半にはシドニーは第2位に後退しました。
この頃からシドニーとメルボルンとの間で伝統的な敵対関係が存在し、メルボルンがオーストラリアの最大都市かつ最も裕福な都市となっていきました。
この頃はまだオーストラリアは国家機能はなく、植民地としての歴史を組んだ各州独自の自治とビジネスが行われていました。
1901年にオーストラリア大陸の6植民地が連合してオーストラリア連邦が成立しました。
首都は最大都市メルボルンに置かれましたが、シドニーはメルボルンの首都機能に対し強く反発し、激しい論争が生じました。
1908年、折衷案としてメルボルンとシドニーの中間地点にあたるキャンベラがオーストラリアの首都となりました。
第二次世界大戦ではオーストラリアは連合国側で日本は敵国となりました。
日本軍は占領したシンガポールから零戦を飛ばしてオーストラリア北部ダーウィンを空爆しましたことをご存じの方もいらっしゃるかもしれません。実は日本軍はシドニーも襲撃しました。日本軍は潜水艦でシドニー沖に近づき、特殊潜航艇で人間魚雷となってシドニー湾に停泊していた船舶に自爆攻撃をしています。
戦後、シドニーは大きく都市機能を拡大し金融センターとして繁栄していきます。1970〜80年代、オーストラリア準備銀行(日本でいう日銀)やオーストラリア証券取引所がシドニーに設立されました。
シドニーはメルボルンを人口で追い越し、2000年のシドニーオリンピックは国内最大の都市としてシドニーを確固たるものにしました。
ヨーロッパやその後のアジアからの移民が増えるにつれてシドニー都市圏は拡大を続けています。シドニーの特徴である多様で国際的な雰囲気は、この移民によってもたらされた文化が主な要因といえます。
まとめると、シドニーはイギリスの流刑地として始まり、メルボルンと競い合いながら都市機能を拡充、移民の流入と金融センター化に成功し、オーストラリア最大のビジネス都市になったということです。
3-2.シドニーの気候
シドニーには四季がありますが、特に降雨量の多い時期などもなく、冬でも気温が極端に低くなることもほとんどないため、1年を通して過ごしやすい気候が続きます。
夏は湿気がなく、運動しても汗をかくのに一苦労します(笑)。

3-3.自然災害は?
8年住んだ経験から言えるのはシドニーに台風は来ません。
地震も経験したことないです。
ただし、大雨や強風で倒木が起きたり停電はたまにあります。
夏の時期はブッシュ・ファイヤーと呼ばれる森林火災被害は深刻です。ブッシュファイヤ―の主な原因は(コアラが食べることで有名な)ユーカリの葉です。
ユーカリは油分を多く含んでいるため、高温・低湿度・強風の条件がそろうとユーカリの葉が擦れあって発火します。
シドニーは自然に囲まれていますから、住宅地の近くでブッシュファイヤーが起きると大変です。また、火災によって起きるヘイズと呼ばれる煙害も深刻になります。
去年の夏は過去最悪のブッシュ・ファイヤー被害で日本やアメリカからも消防隊や空中消火の軍用機を派遣してもらい、オーストラリア人はとても感謝しています。
幸い今年は既にブッシュ・ファイヤーのシーズンですがは雨多く被害は少ないと言われています。
3-4.日本とシドニーの時差
日本との時差は10月―4月がサマータイムで2時間、5月―9月が1時間です。
シドニーから日本へのアクセス
JAL、ANA、カンタス航空がシドニー―羽田直行便を運航。
所要時間はシドニー⇆羽田片道7~8時間です。
ただし、コロナの影響で2020年11月現在はJAL、ANAが間引き運航、カンタスは運休中
3-5.日本国在外公館
シドニー中心地に在日本シドニー総領事館があり、パスポート更新含め日本人滞在者の安全な暮しを支えてもらっています。
4.シドニーの良くないところ

4-1.住宅費が高い
オーストラリアは全体的に物価が高いです。その中でもシドニーで特筆するのは高い住宅費用です。
賃貸で、治安や学校、シドニー中心エリアへの通勤を考慮しシドニー北部に住むと仮定すると
1ベッドルーム/1LDK(車庫1台)で約17万円/月
2ベッドルーム/2LDK(車庫1台)で約20万円/月
3ベッドルーム/3LDK(車庫1台)で約24万円/月
が相場です。
もちろん、古くて不便な物件だと安くなり、いい条件の物件だともっと高くなります。
シドニーは収入に占める住宅関連比率が高く、最低でも住宅比率を35%以下にしないとおそらく生活できませんから、パートナーがいる方は共稼ぎか、日本で不動産等投資収入が必要です。
もし独身もしくは単身でしたら、最初はルームシェアから始めるのも選択肢です。
シドニーでは大学卒業後就職して一人暮らしをしても、自分の給料ではワンルームの家賃を賄えない若者が多く、ルームシェアは一般的です。
賃貸でなく購入の場合は、2ベッドルームで8,000万~1億円という数字は頭に入れておいたほうが良いです。
永住ビザを持っていれば外国人でも購入できます。定職に就いていればローンも組めますが、金利は日本と比べて高いです。
パソコンとインターネットで仕事ができる方は、通勤の必要がないので郊外に住むという選択もあり、あなたのライフスタイルによっては住居費は下げられます。
ご興味あれば住宅サイトのrealstate.com.auで賃貸情報を調べてください。賃貸だけでなく、購入、ルームシェアの情報など網羅されています。調べる際にSuburbという行政区画のエリア名もしくは郵便番号を入れて絞り込みます。賃貸の値段は週単位です。4倍すれば月間の値段です。
アメリカ、ヨーロッパ、シンガポールなど先進国の住宅事情はシドニーに違わず日本と比べて高いです。
4-2.シドニーは人が混み混みしている
シドニーはオーストラリアのビジネスの中心地で国内外から人を集めています。
よって、シドニーの人口密度はオーストラリア国内では断トツに高く4,023人/km²です。
東京都の6,015.7人/km2、大阪府の4,669.7人/km2、神奈川県の3,745.4人/km2ですからシドニーの人口密度は日本並みですね。
4-3.交通渋滞がひどい
移民受け入れ(私もその一人です)による人口増加に伴い、交通渋滞はシドニーの深刻な問題です。
ラッシュアワー時を避けて早朝出社するか、子供を学校に送り届けて遅く時差出社することは日常となっています。もしくは在宅勤務(Work From Home)ですね。
4-4.坂が多い
細かな話かもですが、シドニーは坂が多いんです。ジョギングや自転車には不向きです。
私はジョギングするときは平坦な公園か、海沿いまで車で行って走っています。
オーストラリアでは電動補助自転車は売っていませんし、日本のように歩道を自転車で走ると罰金です。本格的にロード自転車やオフロード愛好者でないなら自転車はおすすめしません。
4-5.犯罪に気を付けないといけない
大都市はとかく犯罪率が高いのはどの国も同じです。
シドニーも夜の一人歩きはできるだけ控えたほうがいいです。
大麻やアイスと呼ばれる覚醒剤など麻薬をやる人も少なからずいます。そういう場所には近づかないことが何よりです。
気をつけて生活していれば犯罪に巻き込まれることは少ないです。
犯罪率が高いSuburbもインターネットで公開されていますので、住居や学校選びに参考にしてください。☟
10 Most Dangerous Sydney Suburbs
5.シドニー郊外の魅力【ブルーマウンテンズ】

シドニー近郊には自然を楽しむエリアが沢山あります。
なかでもブルーマウンテンズはシドニーから車で約1時間半、電車では約2時間でアクセスでき、日帰りで行けるシドニー近郊随一の景勝地です。なんといってもThe 世界遺産。
オーストラリアの雄大な自然を満喫しよう!
5-1.ブルーマウンテンズ エコーポイント

ジャミソン渓谷にそびえ立つ豪快な3つの奇石(スリー・シスターズ/3姉妹)と渓谷の絶景を楽しめる展望台。
ブルーマウンテンズと言えばここ!という位有名で感動的なスポットです。
エコーポイントの展望台からすぐの所にはジャイアントステアウェイ(Giant Starway)という絶景の階段が設けられていて、下りていくとスリーシスターズの近くまで行くこともできます。所要時間は10分程度なので絶対おすすめです。
スリー・シスターズの伝説

昔昔、このブルーマウンテンにはアボリジニーの美しい3姉妹と祈祷師のお父さんが平和に暮らしていました。ある日、食べ物を探しに山に出かけた3姉妹とお父さんは、穴ぐらで寝ていた魔王を起してしまったのです。起されことに腹を立てた魔王は3姉妹に襲いかかってきたのです。
お父さんは娘たちを守るために魔法の杖を使って3姉妹を岩に変え、自分はコトドリに変身しその場から逃げました。
しかーし、コトドリに変身したお父さんは、魔法の杖を谷底に落としてしまったのです・・・。
なので、3姉妹とお父さんは人間の姿に戻る事ができなかったと言われ、お父さんは未だに魔法の杖を探し続けているそうです。
ブルーマウンテン観光は以下のサイトに詳しく記載されていますので、御覧ください。
神秘的な世界遺産『ブルーマウンテンズ』の魅力を徹底解説!シドニーからのアクセスも
5-2.ブルーマウンテンズ シーニックワールド

シーニックワールドはエコーポイントと並ぶスポットで多くの方が訪れます。
ここの目玉は世界一急なトロッコ列車(最大傾斜52度)や地上340mのスカイウェイとロープウェイ。
トロッコ列車を降りた麓ではボードウォークを歩いてジャングルのような森の中を散歩することもできます。
シーニックワールド含めてブルーマウンテンズを紹介する以下動画を見ていただくともっと理解いただけると思います。☟
5-3.ブルーマウンテンズ キングステーブル

前項のブルーマウンテンズ紹介動画にも出てきましたキングス・テーブルことリンカーンズ・ロック。ブルーマウンテンズに出現した自然の巨大な岩のテーブルです。
張り出した断崖絶壁から緑の絨毯のような絶景を眺めることができます。フェンスも何もないので開放感は抜群。(勇気があれば)絶好の写真ポイントです。
6.シドニーをもっと知る書籍紹介
ここまで読んでいただいた方でシドニーに興味を持っていただいたなら、シドニーを紹介する書籍もぜひ読んでみてください。
☟シドニー 生活とオーストラリア文化/Life in Sydney & Australian Culture
☟ことりっぷ 海外版 シドニー (旅行ガイド)
☟地球の歩き方 C13 シドニー&メルボルン 2019-2020
☟大陸横断!! オーストラリア 自転車の旅 《シドニー→メルボルン編》
☟シドニー!(文藝春秋)
☟シドニー! コアラ純情篇 (文春文庫)
☟シドニー! ワラビー熱血篇 (文春文庫)

みなさん、Amazon の電子書籍は知っていますか? 小説、ビジネス書、漫画、雑誌があなたのスマホ、タブレット、PC、Macで読書できます。
Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)という読み放題会員がおススメです。月額980円で本の値段を気にせず、気軽に読書を楽しめます。
まずは30日間の無料体験をしませんか?
AmazonはKindle書籍専用の端末も販売しています。自分もオーストラリアで使っていますが、薄くて軽量、防水で目に優しいバックライトはとても使いやすいです。電池の消耗も少なく約1週間は充電なしで使えますよ。
個人的には足湯をしながらのKindle読書が好きです。以下のKindle端末は読み放題プランKindle Unlimitedが3か月分が入っています。こちらもおススメです。

まとめ
今回は私が住むシドニーを海外移住おすすめの都市として紹介しました。
シドニーはオーストラリア最大の都市で多くの企業が集まり、あなたの仕事のチャンスも多くあります。
海、山の自然に恵まれ、マルチカルチュラルなシドニーはお子さんの教育には最高です。
個人的には青く大きいシドニーの空は毎日を元気にしてくれます。
残念なところは住宅事情です。お世辞にもリーズナブルと言えない価格なので、共稼ぎや投資など副業、また単身ならルームシェアなども検討ください。
シドニー近郊には多くの日帰り観光エリアがありますが、その中でも世界遺産のブルーマウンテンはおすすめです。
ぜひシドニーに関わる書籍を読みながら、シドニー移住をイメージしてください。
以下の別記事も参考になると思います。合わせて読んでみてください☟
・【海外移住先】何処にしますか?【オーストラリア ブリスベン】
いかがでしたか?
今回の記事が皆さんの海外移住の参考に少しでもなれば嬉しいです。
これからも役立つ情報を紹介していきます。
ではまた。
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